
残業が多くて毎日しんどい!
帰り際に仕事を頼まれて結局定時に帰れない…
主にドラッグストアや調剤薬局で働く薬剤師の多くが残業の悩みを抱えています。
その原因としては日々増えていくライバル薬局との差別化を図るために顧客サービスの充実を図る薬局が多く、患者の薬残量管理、電話やメールでの服薬サポート、薬剤師の指名制度など調剤以外の業務量が多様化していることにあります。

残業で疲れすぎて家に帰ると放心状態…
職場の薬剤師全員がそんな状態で助け合いもできないんです。
業務量が多くてもその分人手が足りていれば問題ないのですが、今現在どこもかしこも人材不足。
薬剤師一人当たりの業務量がキャパオーバーしてしてしまっている現場も多いようです。
転職情報のココを見ろ!残業なしを見極める5つのポイント

毎日残業で仕事の後に予定も入れられないし、もう限界…
どうすればいいでしょうか…?
人手不足や職場環境はなかなかすぐには変わらないもの。
毎日の残業に疲れきってしまう前に転職を考えてみてはいかがでしょうか?
できればもう職場選びに失敗したくない薬剤師の方も安心。
残業なし!薬剤師の転職先を見つけられるポイントを5つご紹介します!
ポイント1.業務内容をチェック!
転職情報の中に業務内容が記載されていますよね。
その業務内容をよく見てみてください。例えば
と書かれていたとします。
調剤・顧客対応・資料整理は、患者の薬を調剤し服薬指導、カウンセリングシートや医薬品の添付資料を整理する仕事になりますので、どこの調剤薬局やドラッグストアでもよく見かける項目です。

私の職場でも同じ項目が書かれてました!
ここにポイントがあったんですね!
そうなんです!この中で一番手間と時間がかかるのが発注業務。
医薬品の在庫を管理し、発注をかけるのですが、大手の調剤薬局やドラッグストアでは発注の自動化を行っていたり、事務員が発注業務を行う場合もあります。
できればそういった負担軽減対策をしてくれている転職先を探しましょう。
またレジ業務ですが、ドラッグストアでは薬剤師も一般レジに入らなくてはいけない場合があり、忙しい時間帯などなかなかレジが途切れずに残業することもあるようです。
転職の際は発注業務はどうなっているのか、レジ業務は調剤だけなのか、一般レジも含むのか確認するようにしましょう。
ポイント2.立地条件をチェック!
大手のドラッグストアや調剤薬局でも処方箋の数が少ないと残業はほとんどありません。
処方箋の量を知るにはまず立地条件から。
周りに院外処方の病院がどれだけあるか、競合するドラッグストアや調剤薬局がないかをチェックしてみましょう。
半径1キロ以内に大規模総合病院があったり、個人病院が多く集まっている地域や、調剤薬局が近くに1~2件しかない場合は処方箋が集中することが多いです。
せっかく立地条件を調べたとしてもチェーン展開しているドラッグストアや調剤薬局だと、正社員やパートは転勤しなければならないこともあります。
転勤を断ることもできますが、それによってキャリアアップに響いたり職場の居心地が悪くなってしまったりするのは嫌ですよね。
転職の際は転勤の有無も確認するようにしましょう。
ポイント3.薬剤師数をチェック!
人手不足だと一人当たりの業務量の負担が増えるのは仕方のないこと。
その上で薬剤師数のチェックは大事です。
どれくらいの業務量を何人の薬剤師で回しているのかが分かります。

求人情報に薬剤師数ってなかなか掲載されてませんよね?
会社のサイトに社員数は掲載されていても、そのうち何人が薬剤師かまでは掲載されてませんでした。
薬剤師数は転職情報に掲載されていなくても問い合わせれば教えてくれる企業がほとんどです。
ですが問い合わせなくても人手不足かそうでないかを見分けるポイントがあります。
常に求人を出していたり、複数転職サイトに掲載している場合は慢性的な人手不足の可能性大!
薬剤師専門の転職サイトは数多くありますが、そこに求人情報を掲載するのも無料ではありませんし手間もかかります。
慢性的に人手不足ということはそれだけ業務量の負担も大きくなり、残業しなければならない可能性も大きいので注意してチェックしてみましょう。
ポイント4.営業時間をチェック!
主にドラッグストアでは店舗営業時間と調剤室の営業時間が異なります。
調剤室は19時まで、店舗は21時までだった場合、前述のようにレジ業務や発注業務など調剤以外の業務を任されることがあると残業を頼まれることも多くなります。
求人情報を見る際に
店舗営業時間 10:00~21:00 調剤営業時間 10:00~19:00
となっていたとします。
調剤の営業時間は19時までなのに就業時間が21時までのシフト制になっているというのは、調剤以外の業務を任される可能性があるということです。
最近では24時間営業のドラッグストアも増えてきましたよね。
第一類医薬品販売のために夜勤が必要なドラッグストアもあったりします。
営業時間と就業時間は欠かさずにチェックするようにしましょう。
ポイント5.企業薬剤師の求人をチェック!
ドラッグストアや調剤薬局の求人にこだわらないのであれば、企業薬剤師がおすすめです!
企業薬剤師は医薬品卸・製薬会社・化粧品会社などで医薬品の管理などを行う管理薬剤師業務や医薬品情報を管理するDI業務を行います。
調剤薬局やドラッグストアと違って顧客を相手にする仕事ではありませんので、接客が長引いたり、日によって業務量に大差が出たりするようなことがありません。
ですが主に欠員補充のための求人のみなので求人数が少なく、人気も高いのであっという間に枠が埋まってしまう可能性が高いです。
できるだけ多くの転職サイトから情報を得ることが大事になってきます。
収入ダウンはしょうがない!?残業なしのデメリット

残業が無くなったら仕事終わりに遊びに行けますね!
ストレスからも解放されるし良いことづくめ!
残業なしでプライベートの時間を大事にできるのは嬉しいですよね。
ですが良いことばかりではありません。
残業が無くなれば当然残業手当もなくなりますので、年収がダウンしてしまうのは仕方のないこと。
残業なしのデメリットも受け入れた上で転職を考えましょう。

そうでした!収入面を忘れてました!
残業手当って大きいですよね…
どうしても収入をダウンさせたくないけど残業もしたくない!
という方は正社員ではなく派遣といった選択肢もあります。
派遣は時給単価が高く年収は正社員で働く薬剤師を超える場合も。
ですがキャリアアップが望めなかったり、ずっと同じ場所で働けないといったデメリットもあります。
それぞれのメリットデメリットをしっかり考えて転職することが大事です。
チェックしたいけど暇がない…でも大丈夫!

転職情報を見るポイントは分かったけど、
そんなのいちいちチェックする暇が無いんです…
働きながらの転職だと転職サイトを毎日チェックするのも一苦労ですよね。
仕事で疲れた状態で転職サイトをチェックしても色々と見落としてしまいそうです。
そんな時は薬剤師転職のプロ「転職コンサルタント」に任せてしまいましょう!

そんなプロに相談だなんて…
どうせお高いんでしょ?
安心してください!
転職コンサルタントは薬剤師の転職サイトに無料登録するだけで気軽に相談できるんです。

無料なら気軽に登録できますね!
しかもサイトによっては電話やメールだけでなく、面談で相談に乗ってくれる場合もあります。
自分が働きたい環境や条件を提示しておけば、それに合わせた求人情報をいくつか紹介してくれます。
求人先に直接聞きづらいことも転職コンサルタントに相談すればしっかり調査して報告してくれたり、現場に行って直接見てきてくれたりしますので安心して任せられますね!