
ウエルシア薬局って福利厚生も充実してて、薬剤師に手厚いって聞いたんだけど、転職考えてみようかな。
ウエルシア薬局といえば、日本でもトップクラスの売り上げを誇る大規模なドラッグストアチェーンです。
実際、福利厚生だけでなく、手厚い教育制度や平均年収も比較的高めということで、転職を希望する薬剤師に人気の職場となっています。
ウエルシア薬局の福利厚生や教育制度は本当に手厚いのか、薬剤師に人気の職場で転職を成功させるにはどうすれば良いのかポイントを押さえながら見ていきましょう。
ウエルシア薬局に転職するなら知っておこう!
ウエルシア薬局に転職したいと思っている薬剤師の多くは、お客として一度くらい来店した経験があるのではないでしょうか?
積極的にM&Aを行い、本社のある関東地方を中心に東北・中部・近畿・四国と出店地域を拡大。
現在薬局ブランドとしてはウエルシア・ハックドラッグ・ダックス・ハッピードラッグ・金光薬品を抱えており、その店舗数は計1965店舗(2020/2/28現在)に上ります。
他にも化粧品専門店のマサヤ・カラースタジオだけでなく、介護事業や障害者雇用サポートなどドラッグストアの枠を超えた事業拡大を行っています。
ウエルシア薬局の企業情報
社名 | ウエルシア薬局株式会社 |
代表 | 代表取締役会長 水野 秀晴 代表取締役社長 松本 忠久 |
本社所在地 | 〒101-0021 東京都千代田区外神田2-2-15 |
事業内容 | 調剤併設型ドラッグストアチェーン展開 |
設立 | 1974年4月19日 |
資本金 | 1億円(2018年2月末) |
売上 | 7247億2500万円(2019年2月期) |
店舗数 | 1965店舗(2020年2月現在) |
従業員数 | 25,439名(8時間勤務換算) |
ホームページ | https://www.welcia-yakkyoku.co.jp/ |
ウエルシア薬局での薬剤師業務とは?
ウエルシア薬局は調剤併設型ドラッグストアをチェーン展開する会社です。
そのため薬剤師業務としては保険調剤・OTC医薬品販売管理・在宅業務、及びその他店舗業務(店舗運営・教育等)となっています。
調剤の知識だけでなくOTCに対する知識や、日常の健康維持についての知識も必要となります。
特に今後需要が増えると思われる在宅医療にも力を入れており、無菌調剤室の設置店舗を増やすことで、HIT(Home Infusion Therapy、在宅輸液療法)を必要とする患者に対し、高カロリー輸液、注射薬などの調剤ができる環境を整えています。
調剤併設型ドラッグストアは仕事量が多い?
調剤併設型ドラッグストアはその名の通り、OTC医薬品・化粧品・生活用品・食料品など、様々な商品を扱うドラッグストアに処方箋調剤を行う調剤室を併設した店舗業態です。
特にウエルシア薬局は調剤併設型ドラッグストア大手であり、自社のプライベートブランド商品を多くそろえているだけでなく、ショッピングセンター大手のイオンと業務提携をしていることから、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の商品も多く取り揃えています。
そのため、あらゆる商品を取り揃えた大型店が多く、薬剤師と言えど、通常のレジ業務や品出し、ポップの作成など、医薬品に関わらない業務もこなす必要があります。
ウエルシア薬局は高待遇ってホント?

ウエルシア薬局って福利厚生も整ってて高待遇って聞いたんですけど…。
ドラッグストア大手のウエルシア薬局が高待遇と言われるのは、福利厚生だけでなく、大手ならではの教育制度が整っていることが理由として挙げられます。
では、ウエルシア薬局の待遇面を具体的に見ていきましょう。
ウエルシア薬局の薬剤師年収は高水準
薬剤師専門の転職サイト「薬キャリ」でウエルシア薬局を検索してみると、年棒600~750万円と薬剤師の平均年収を上回る高年収の求人が多く見られます。
ドラッグストアは薬剤師業界の中でも比較的年収が高いことで知られていますが、ウエルシア薬局はその中でも特に高水準であると言えます。
さらに正社員はナショナル職・リージョナル職・エリア職という3種類の働き方を選択することができ、その働き方によっても年収は変わってきます。
- ナショナル職…国内外への転勤あり
- リージョナル職…転勤の範囲は本拠地とその隣接県または直線距離で概ね100km以内
- エリア職…原則転居を伴う転勤はなし
充実しているウエルシア薬局の福利厚生
ウエルシア薬局では、一般的な健康保険・厚生年金保険・労災保険・雇用保険といった社会保険制度以外にも、従業員持株会制度、退職金制度(一時金・確定拠出年金)、LTD制度、グループ保険・医療保険、健康診断、従業員割引制度、ユニオン助成金制度、N-コンシェルジュ、社宅制度、産前・産後休業制度、育児・介護休業制度、育児短時間勤務制度、薬剤師賠償責任保険(会社契約)、労働組合有など様々な福利厚生が充実しています。
保障制度だけでなく、産前産後や育児介護による休業制度が充実しているのも嬉しいポイントです。
整備された教育制度で転職後も安心!
転職後の不安といえば、いかに早く新しい仕事に慣れて業務をこなせるかという点だと思います。
ウエルシア薬局では教育制度が整っているため、そんな心配はありません。
未経験でも安心の基礎研修(グループ学術大会、薬剤師全体研修、在宅店舗薬剤師情報交換会、薬歴研修、レセコン操作研修、eラーニング研修、保険薬剤師研修、ウェルスタディ等)や、さらなるキャリアアップを目指すための目的別研修(組織マネジメント研修、評価者研修等)、専門研修(認知症研修、認定薬剤師研修、マネジメントスキル研修、プロジェクト課題推進研修、フィジカルアセスメント研修、褥瘡実習研修、海外研修、他企業人材交流研修、筑波大学院社費留学、指導薬剤師研修等)など、中途採用でも安心して働ける環境が整っています。
ウエルシア薬局に転職したい!成功させるには?

年収アップだけじゃなくて、キャリアアップも目指せそうなので、ウエルシア薬局に転職したいです!
高年収で福利厚生や教育制度まで充実しているとなれば、ウエルシア薬局に薬局に転職したい!と思う方も多いのではないかと思います。
ですが、実際働き始めていたら思っていたのと違ったり、やっぱり自分に合わないと思ってしまうこともあるかもしれません。
ここからは、ウエルシア薬局へ転職する際、失敗しないためのポイントを押さえていくことにしましょう。
ポイント1.実際の職場を見に行こう
ドラッグストアは病院や企業と違い、一般客として実際の職場を見に行くことがしやすくなっています。
面接の際に見せてもらうことも可能ですが、ポイントとしては薬剤師が通常業務を行っている姿を客観的に見に行くことが大事ですので、面接をする前に足を運ぶことをおすすめします。
働いている薬剤師の表情や動きを見ることで、大体の業務量や職場の雰囲気も感じ取れるのではないでしょうか。
ポイント2.転職サイトを活用する

え?大手だし、直接応募しちゃいけないの?
直接応募が悪いわけではないのですが、転職サイトを活用することで、転職の成功率がさらにアップします。
転職サイトには転職について相談できる転職コンサルタントが在籍しており、さまざまな情報を教えてくれるのです。
チェーン店は同じ系列でも店によって独自ルールがあったり、職場の雰囲気も違ったりします。
転職コンサルタントは表面上からは見えない様々な内情を知っている可能性が高いのです。
職場の雰囲気や残業の多い少ないなど、自分で見に行ったり、面接しただけでは分からないことも色々教えてくれます。

どうして転職コンサルタントは、そんなに内情に詳しいの?
「〇〇店は残業が多くて転職したい」といったように、転職コンサルタントは、数多くの転職希望薬剤師から転職相談を受けています。
リアルな現場の声を数多く聞くことで、実際に働いたことのある人しか分からない内情を知ることができるのです。
転職コンサルタントには、転職サイトに無料登録するだけで相談ができます。
相談、利用ももちろん無料ですので、ウエルシア薬局に転職したいという方も、ぜひ活用して成功率をアップさせましょう!